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「神は普通の人を用いる」:GDOPコーディネーターが初来日 印刷
(リバイバル新聞2008年2月3日号掲載)

昨年は5億人以上が参加

 01年にケープタウンで始まり、昨年は204カ国が参加した世界規模の祈り「ザ・グローバル・デイ・オブ・プレイヤー(GDOP・世界祈りの日)」のコーディネーターの一人、エティエン・ピック氏(南アフリカ)が来日した。GDOPスタッフの来日は今回が初。

プログラムではなく祈り

 GDOPは毎年ペンテコステの日を中心に世界各地でクリスチャンが集結し神に祈りを捧げる運動。今回の来日は、世界各地を巡るピック氏が、昨年日本でGDOPに参加したスタン・デラクーア氏(インターナショナル・コミュニティ・チャペル・オブ埼玉牧師)と連絡をとり実現。1月17日の特別集会(成美教育会館・東京都東久留米)には約25人が参加した。

 「何も新しい事を伝える気はありません。『新しいことに参加しましょう』には、みなさん、もう嫌気が差しているでしょうから」と挨拶するピック氏。「だいたい3―4年周期で新しい流行の波が来て、それに集中して、結局実を結ばないで疲れるだけ。教会の外の人たちには何も起こらない」と自身の過去の牧会生活を振り返る。

 

Etienne Piek

世界中の祈りの運動の具体的な証も多紹介したピック氏。「南アフリカのある教会では24/7の祈りを1年間続けている。1人が毎日4時間祈っている」という(写真提供=リバイバル新聞)

 97年、新しいプログラムを求めて祈っていたピック氏は、主から「では、あなたを私のプログラムに招きます。なにもせず私の臨在の中で静まって座りなさい。あなたが走り回っているので私はあなたに触れることができないのです」と語られた。「神様から『あなたが邪魔しなければ、私のやりたいことができる』とまで言われました」というピック氏は、神が私たちを必要とするのは、神ご自身の力を世界に解き放つためであり、「その力はプログラムではなく、祈りの中にある」とイザヤ書56章7節、62章6-7節から祈りの力を強調した。

 

GDOPの起源を証

 ピック氏は、エリヤが普通の人だった(ヤコブ5・17)とも語り、「神様はこれ以上多くの牧師を必要としていません。必要なのは、すべて明け渡して従う人たち。神様はごく普通の人たちを通して普通でないことをします。世界は超自然を切望しています」と説明。GDOPの起源にも触れ、クリスチャン歴1年半のビジネスマン、グラハム・パワー氏(GDOP発起人)が歴代誌第二7章14節を示され、01年にケープタウン市内のスタジアムでクリスチャンを集めて悔い改めの祈りを導いた証を語った。

 当時は多くのクリスチャンたちから反対され、世の中より教会のほうが政治的だと痛感したというが、イスラム教徒だったスタジアム管理者からもあっさりと使用許可が降り、会場内4万5000人、会場外2万人が集まった。人の目には無謀な試みだったが「神様は滅茶苦茶な人としか働かない。聖書に登場するのは、とんでもない人たちばかりです」とピック氏は語る。

 当時、1年半で22回の爆破事件が起きていたケープタウンでは、この日以後一度も爆破事件は起きず、犯罪率は60%減少、経済は南アフリカの歴史上最高水準に達している。

中東諸国にも影響

 祈りは04年にはアフリカ56カ国に拡大。イスラム教国のエジプト・カイロではゴミ捨て場のような劣悪な地域にある教会が参加したが、GDOP4日前に、「首相の息子がこの地域に来る」と噂が広がり、急遽道路が舗装され首相の息子のポスターが並んだ。これがただの噂と判明し、代わりにGDOPポスターを貼る許可が降り、この道路を通って2万人がGDOPに集まった。

 ピック氏は言う。「カイロでの開催は中東全体に影響を与え、イスラム教徒たちがどんどんクリスチャンになってきている。祈りの力です。教会は、霊的エンターテイメントのためにゲームをするところではありません。私たちは神様のために祈りの勇士たちを整えるために召されています」

 昨年は204カ国に拡大したGDOP、今年は全世界220カ国の参加が期待されている。「人数の掌握はもはや不可能だが、(昨年は)5億人以上は確実。ただし大切なのは人数ではなく、神様がその国で何をしているか。神様の日本での計画を求めて、これまで起こってきたことの上に建て上げて下さい。同時に、世界中で起こっていることにみなさんの手をつなげて下さい」

 【久保田文吾】